NHK アーカイブ アンパンマン作者やなせたかしさん

 高齢のせいか眠りにつくのは午後10時、目覚めるのは早朝の4時半頃である。
 この時間に目覚めるのは周囲(妻)に迷惑をかけないよう音を小さくしてテレビを見ているぐらいしかない。NHKアーカイブ「あの人に会いたい」と故人の生き様を紹介する番組を見た。
 漫画アンパンパンマンの作者やなせたかしであった。アンパンマンやなせたかしさんも良くは知らない。広島カープの松山選手がアンパンマンに似ているという事で昔そういう漫画があったな程度の話である。

 ヤナセさんと言えば元首相秘書官で加計学園問題で総理官邸で今治市の市関係者や加計学園関係者と会ったとか会わなかったを問われ国会の衆参予算委員会で「記憶にございません」を連発した方の方が余ほど記憶に残っている。
 人の噂も75日と言われる通りすっかり国民の記憶からは消滅してしまったのだろうか?
 まだ愛媛県知事はその真偽を問題視されておられる。
 首相秘書官は当然首相を向いて仕事をするし、首相は国民を向いて仕事をしなけらばならない。経緯を見ているとどうもそうではないらしく思える。
 首相への忖度政治と言われた森友・加計問題を見ていると、政治に関しても都合の悪い事は知らされず、為政者にとって都合の良い事ばっかりを聞かされているような気がしてならない。太平洋戦争時の軍部のようにである。

 アンパンマンの作家やなせたかしさんの名言集の中に「正義を行う人は自分が傷つくことも覚悟しなければならない」と述べている。内閣支持率と不支持率が共に40%を拮抗する例を見ても国民の納得はいまだ不十分だと考える。内閣不支持者にとってみればもう3年が辛抱であり、支持者には3年を短く感じる時期にある。