レジェンド髙橋大輔 見事な復活

 今日は今年最後というかお正月を迎えるため、少し早いがお墓参りに行った。
場所は今年の夏に囚人が脱走して世間を騒がした尾道市向島町のお寺である。
あの事件は今年だったのか、去年のことだったのか記憶が遠くに霞んだ気がする。
 人の噂も75日とはよく言ったものである。
 記憶の新しいところでは昨日のフィギュアスケート全日本選手権最終日でフリー種目にてレジェンド高橋大輔選手は2位となり4年ぶりの見事な復活を果たした。
 そして3月に開催される世界選手権代表に内定したが、これを辞退した。
 理由はそこまでの覚悟ではなかったことと、若い人に世界の舞台を与えたいとのことからで、まるで元広島カープの新井選手の言った事に合致している。
 今後についての質問にはまだ辞めない。とのみ答え、具体的にはしていない。

 前回引退を決意したのは自分の評価が下がるのが怖かった。逃げた。と正直に気持ちを語った。
 フィギュアスケートは女子フアンが圧倒的に支持層が多く、大阪の会場のチケットが取れずホテルでテレビ観戦する三重県や北海道からのファンもいたとテレビは紹介していた。
 その中で大輔を見たさに大阪にくるフアンの多さには脱帽する。
 こういう言い方をするの失礼であるが、大輔は超イケメンではない。
 私は彼の人間性がファンの心をうつのだろうと思える。一挙手一投足、一言一言が彼の性格・人間性を表してきたのだろう。人気の秘訣である。
 フィギュアのフリー種目は人間性があらわれると解説者が言っていたがその通りだと思う。
 1年前に復帰を決意してから、けがとの闘いで夏場に4回転の練習を始めると何度の転倒やむち打ち肉離れぎっくり腰を起こしそれらを乗り越えて日本選手権に間に合わしたと伝えられている。世界選手権までの余裕はなかったのだろう。
 2位が決まってから彼はきっと辞退するだろうと思ったのは私1人では無かったはずである。
 今後ぼろぼろになるまで辞めず練習を重ね羽生・宇野・大輔の3枚看板揃い踏みをみてみたいもである。