ポツンと1軒屋

 毎日曜日の6時半から朝日テレビ系のテレビ番組で「ポツンと1軒屋」が放送されている。1月6日は特別番組で2時間放送であった。

 この番組は人気が高く視聴率15%らしい。
 衛星写真で得た全国の山奥に存在する一軒家を目指し撮影スタッフが訪れてインタビューする内容である。番組維持にはコストもそうかからず高視聴率を得るのはコスパに優れた番組である。

 自分はほぼ毎週のようにこの番組を見ている。
 ポツンと1軒屋に住むことは実現不可能な皆のあこがれなのだろうか?
 そこに住む人達の気性が実にすばらしい。人懐っこさが滲んでいて訪れたスタッフを歓待してなかなか離さない。
 自然の中に住むということが人をあれほどまでに素朴にするのだろうか?
 ポツンと1軒屋に住む理由も様々である。
 実家を離れ都会に就職し退職後親の面倒を見るため1軒屋に帰り住むのが一番多いケースである。セカンドハウスを建てて休みに別荘代わりに住み、多くの友人を呼び楽しむ人達。
 驚くべきは素人なのに自ら家を建てて住む人も多い。趣味な人もいるが仕事の経験を活かし設備は殆ど自分流に製作活用されている。水道は川から引き込み、電気も自作される人達までいる。
 こう言った人は私の近くにもいる。
 1000坪余の山地を購入しネットでユンボを買い自ら宅地造成をして2階建ての家を新築し住んでいる人である。麓の周囲の人達の交流をはかりパソコン教室やバトミントン・卓球で仲良く過ごし、奥様の仕事が終了すれば山奥で二人住まいをするとも言っていた。

 私は結構田舎の部類に住んでいるので病院など考えればポツンと1軒屋に住む事は出来ない。だかポツンと1軒屋に住む住む人達は皆元気である。