肉弾ディフェンス大金星を呼ぶ

 南海上に発生した台風18号は10月始めに日本列島上陸するとのニュースが流れている。しかも17号とほぼ同じ進路をとり勢力は17号より大きいと予想されている。
 有難くない心配ではあるが秋は果物満載・スポーツ満載の時期到来である。昨日恐妻と世羅町に梨を買いにでかけ道を丁寧に教えてもらったブドウ園にもよって散財をした。
 昨日の4時からワールド・カップアイルランド対日本の試合が静岡エコパ・スタジアムで行われた。結果は19:12で日本が歴史的・奇跡的勝利した。前半20分からアイルランドに対し得点を許さなかったことが勝因だと専門家は言う。過去アイルランドに9戦で勝なしの宿敵でこの日のために練習と作戦をねってきたと全ての選手が口をそろえる。

 肉弾のディフェンスでアイルランドの突進を2人がかりのタックルで阻止した状況はまさしく戦でありトライを許さなかった姿は我々に感動と勇気を与えたことであろう。今朝も朝6時からBS放送で録画実況中継を流していた。あれほどの激しい激突をたえる運動はもうスポーツとは言えない。素人から見える乱暴な取っ組み合いも一定のルールを守りながら行われるので怪我が少ないのかも知れない。

 10数年前京都に行った時、鴨川の河川敷で少年・少女がラグビーの練習する風景を見たがあのころからラグビーが日本人の底辺のスポーツになったか疑問である。
 しかし今回はきっとそのきっかけになる気がする。

 専門家の意見では、日本チームの悲願であるベスト8の道は予選での残す試合サモア(10月5日)スコットランド(10月13日)までの戦に予断を許さないとのことである。

 昨日開幕した世界陸上の女子マラソンで谷本選手(天満屋)の7位入賞もラグビーのせいで影が薄くなったが気温30度湿度92%の深夜の戦いは立派なものである。天満屋陸上部はMGCで1位・3位を占める快挙に次ぐ今回の成績であった。