スペインでの飲み会

 今朝NHKを見ていると横浜流星(ながれ)という若いイケメン俳優がインタビューに答えていた。それで先日車を発注したディーラーの新入社員の方の名刺を確かめた。

 **聖流(ながれ)とルビがふってある。最近の若者にはそれ流の今流行りの名前が付けられるのだと感心した。

 最近の日本での忘年会の様変わりに時代の移り変わりを感じる。
 ネットでテレビ電話を通じて乾杯をする姿や忘年会をいやがる若者や上司達(出費がかさむ)の意見である。自分達の時代の終わりにはやはり酒席を嫌う新入社員もいた様な気がする。

 スペインでの会社の経験で、忘年会は社長のお眼鏡にかなった人達のみが呼ばれて行われるらしい。仲間同士の飲み会は忘年会のように切羽詰まった時期に行われるものではなく宝くじが当たった時とか、誰かの送別会などがそれにあたるらしい。

 決して上司を呼ばず仲間内の飲み会である。これなら日本の若者や上司達も素直に参加できるのかも知れない。スペインの方が少し進んでいるのでは?
  ミカンの収穫作業を終えた我々6人も今月27日定例となった忘年会を行う。
  ここには旧上司は存在しない。
 退社して十数年になる我々世代は昔の会社組織を思い出すような人達とは酒席を交わない。当然のことではあるが。

 もう一つスペインでは忘年会や結婚式披露宴など人の集まる場所では絶対に挨拶を行わないのが特徴でそれとなく会は始まりそれとなく終了する。