3月はTVドラマの終わり

 地球上に新型コロナウイルス罹患者が20万人を超えたと報道された。広島県にも2人目の陽性患者が発せいしたらしい。フィリピン出張時に感染したと憶測されたのは尾道市在住の40代男性である。

 ヨーロッパで爆発的な広がりを見せる新型コロナウイルスの脅威はニューヨーク市やモロッコにも飛び今からアフリカ・南米へと拡散が恐れられている。

 
 ウイルスの脅威とは別に春は一歩一歩近づき春を呼び込む桜の季節となった。

  3月はテレビの長期・短期を問わずドラマが一区切りを終える時期である。
  長編BS再放送の「おしん」も今朝で終わった。明日総集編が放送される。

 妻に付き合って1年間「おしん」を見続けたドラマである。
 明治・大正から昭和を生き抜いた「おしん」は我々の両親達が生きた時代で超ど根性の女の一生である。嫁・姑の関係が厳しい時代は佐賀での夫の実家に身を寄せた苦労の日々が一番印象に残っている。
 それでも甲斐あって「おしん」の最後は孫たちに囲まれて幸せな日々で終わる。

 NHKの朝ドラ「スカーレット」も来週には終わる。
 主演女優は16歳を演じる時には無理があるなと思ったが終盤はこの人は上手い役者だと思えるようになった。

 「病室で念仏を唱えないでください」も昨日で終わった。
 高齢者夫婦(女房はまだ働いている)がテレビ・ドラマを見るのが楽しみの一つである。

 韓ドラと言えば恋愛物と思われがちだがその種のものに全く興味がない。
 昼のBS番組で「心医ホジュン」を完全ではないが長くみた。来週が終わりになる。

 恵まれない境遇から医官をめざし最後は宮廷医官にまで上り詰め韓国の医学書をまとめ後世に残した。
 ホジュンは実在する人物で1546年に生まれ1615年までの生涯で最後疫病に倒れて没する。人の身分を見ず病気を見ることを医師の生き様として医療に生涯をかけた人で今の新型コロナの時代に呼び戻せたらなと。
 このホジュンの役を演じた俳優は1ヶ月前韓国で交通事故で亡くなっている。