人の振り見て我が振り直せ(高齢化時代)

 ニュースでイタリアのインフルの死者が1日800人近くカウントされコロナウイルス終息の中国武漢市にはまだ5000人の入院患者がいるという。

 まだまだ安全には程遠い新型コロナウイルスの猛威である。

 昨日町内会の新旧役員引き継ぎの会議があった。

 驚いた事に1~2年前は元気であったA氏83歳は痩せ細りすっかり元気をなくし無精ひげの姿である。
 理由を聞くと奥様は介護施設に入院し今一人生活をしている。
 料理は無理なのでオカズだけは買い物に出かけ話し相手もおらず段々と頭がおかしくなるとこぼしておられた。
 一方B氏も83歳で昨年奥様を亡くされた方である。
 違いはA氏の子供は東京在住で一人住まい。
 B氏は近くに娘さんが住んでいてうるさい位に家に来てはアーセ、コーセと文句を言って帰る。

 やはり人間話相手が絶対に必要で外に出て歩く事が最も重要だと思った。

 帰り途、隣のC氏曰く
  「喧嘩しながらでも夫婦で生活することが大事なのかな」

 自分は
  「女房に勝とうなんて思いは捨てるべき」

 と話しながら帰宅し、自分ももっと歩くことに気を使わなければ。(脊柱管狭窄症に打ち勝って)