広島県知事湯崎英彦氏の給付金発言について

 1昨日知事は県職員の給付金を休業補償の一部に使用する方向で検討すると記者会見で明言した。
 広島県民の自分はこの報道を聞きながら「ウッ」と思った。
 すでに県の労働組合等との話し合いがついているのかと疑問がわいた。

 1日経たぬ昨日あれは誤解を招いたと謝罪・修正会見を行った。誤解ではない。
  世間から叩かれたのである。

 常日頃から湯崎県知事は何する人と思っていた。
 いてもいなくてもあまり影響力・発言力の薄い人が何かを言えば物議をかもす。
 この方シマナミ街道のサイクリング道路開通ぐらいしかリーダーシップを発揮できない人ぐらいにしか思っていなかった。

 福山市鞆町の混雑緩和のためのバイパス問題にでてきて結局未解決のままである。
 そんな人が給付金について発言したのである。
 ある意味不況に何ら関係しない公務員の給付金は国家が初めから支給を前提にしなければそれで良かったのに。その意味では湯崎知事は正直な方で本音と建て前を使い分けることの出来ないお坊ちゃまに見える。

 休業補償に100憶円かかる。県職員の給付金を使えば25憶円は助かるらしい。
 他には手はないのであろうか?広島県だけの問題ではない筈である。

 県議会は何をするのか県議員選挙でもいつも盛りあがりに欠ける。
 コロナ問題で色んな知事が出てきて色んな発言をする。
 それが全国的に取り上げられて知事個人個人の器量・人間性までが透けて見える時代になった。
 1昨年の千葉県を襲った集中豪雨で男を下げた森田知事のごとき。よくもこんな人が知事に選ばれたものだと思うがそれは他県の事で干渉は許されない。
 この問題は知事さん共通の悩ましい問題である。無い袖はふれない保証問題は全国を走り回るであろう。広島市の職員もいれて頭を悩ませば解決策がみえるのかもしれない。