子ガエルを踏む

 昨日小型物置の入っていた段ボール箱を整理していて突然飛び出してきた体長5㎝の緑色のキレイなカエルを思わず踏んづけてしまった。

 内臓が飛出し片足は長く伸ばしっ放しでヒックヒックと呼吸する姿が伝わって来る。
 可哀想なことをしてしまったと思ったが後の祭りである。

 その事を女房に話すと「可哀想」と同じことを言う。
 もしムカデだったら同情も何もない。
 世の中やはり見てくれは大切である。

 イケメンや美人はそれだけで得をする。とはよく出来た話である。
 そう言う事に縁なきところに生まれ勝負してきた自分は何をや言わんである。

 しかし73歳まで大病を患うこともなく長生きできたのはやはり先祖様に感謝で手を合わせてもあまりある事だろう。
 しかし、ここ1~2週間は脊柱管狭窄症の痛みで大層苦しんでいる。
 父親譲りの腰の悪さである。若い内は気づかないがやがて年齢を重ねる我が子供達も同じように苦しむのだろうか。

 遺伝因子の異なる我妻は肩がこるとか腰が痛いとか言う事を聞いたことがない。
(今の所)そしてよく働く。よく働くから嫁に迎えた訳ではないが。
 そのうえ料理が好きとくるから答えられない。来る日も来る日も食事の後につぎの料理を考えている。

 この前の女房の誕生日にはどこにも食事に出かけなかった。(新型ウイルスの関係)ほんの礼の気持ちで例年のようにどこかで美味しい外食を計画しよう。