情熱大陸 在宅ホスピス医 内藤いずみ医師

昨夜の番組・情熱大陸
 在宅ホスピス医として山梨県甲府市にふじ内科クリニックを開業し、在宅ホスピス医として働く内藤いずみ先生の日常を追った番組をみた。
 私の友人は2年前ステージ4の肺がんでなくなった。
 本人の希望で在宅医療を受けていたが最後に家族への迷惑を考えて死期に病院にむかった。家で医師の立ち合いなしに死を迎えると後検死が行われるなど家族への迷惑を考えてのことだったと聞いた。

 内藤先生は”患者が幸せなる死を迎えるため”に在宅ホスピスを立ち上げ、究極的には医師と言う隣人になって患者に寄り添いたいとの強い気持ちからだそうである。
 日常の午前中は外来診察・午後から往診にでかけるらしい。従ってある意味24時間の勤務となることもある。私の感じでは先ず患者自信が延命治療を望まないという意志を残し且つ家庭で最後を迎えたい希望の条件で在宅ホスピスが成立する。
 私も最後は自宅でむかえたいと思うがそのために在宅医療を行う医療機関はどこなのかを知って転院する必要がある。
 現在複数の診療科目を受けるため総合病院に通っているがいずれ通院が出来なくなるため経済的にも対応できる在宅医療をうけられる医院に移らねばならないと思っている。
 今の総合病院の駐車場には高級外車が並ぶような先生達が我家のようなあばら家に往診にきてくれるのだろうかは疑問である。昔の赤ひげ先生のような医は仁術である医師は今でも多くおられるのだろうか?

 40年前の昔、手遅れの胃癌を患う親父を入院させるた時、医師からは「我が病院から死人の患者を出すことは病院の評判を落とすのですぐに退院してほしい」と言われたことを思い出す。
 家族の気持ちとして高級洋酒を持参すると何処どこの部屋に持って行ってくれと言われ、その部屋を覗くと高級洋酒など高価な贈り物が無造作に多く置かれ家族の気持ちなどくみ取る意志は全くないと早速退院手続きをとったことがある。

 在宅医療をネットで調べると
 医療は受ける場所によって

①外来医療(外来診療):病院や診療所の外来に通って受ける
②入院医療:入院して受ける
③在宅医療:患者さんの自宅などで受ける
の三つに分かれます。
 在宅医療のなかで医師が患者さんの自宅などに出向いて行う診療が「往診」や「訪問診療」です。
医師が、診療上必要があると判断したとき、予定外に患者さんの自宅などに赴いて行なう診療が「往診」です。これに対して、在宅医療を行なう患者さんで、疾病や傷病のため通院が困難な方に対し、医師が、あらかじめ診療の計画を立て、患者さんの同意を得て定期的に(たとえば1週間に1回あるいは2週間に1回など)患者さんの自宅などに赴いて行なう診療が「訪問診療」です。
在宅医療は、医療関係者が、患者さんやご家族と相談の上、計画にもとづいて定期的に訪問し、治療や経過観察をする医療行為で、24時間体制で対応しています。在宅医療には、医師が訪問して診察や経過観察を行う訪問診療、看護師が訪問してケアを行う訪問看護理学療法士作業療法士が行う訪問リハビリテーションなどが含まれます。