新聞とインターネット

 新聞はもうやめようと思いつつここまで来た。

 ひと昔前の通信費はまことに少額であった。

 私の幼少時代には固定電話も各家庭にはなかったがそれで不自由は感じなかった。

 今では光電話・スマホ・インターネット・新聞・テレビと何種類の情報が家庭の中に入り込みそれぞれを有難いと感謝の気持ちすらない。

 ただ通信費の負担に他ならない。

 今おのおののコスパを考えてみる時期かなと思う。

 私の家庭では長い間読売新聞を購読している。親の代からである。何故かその理由はよく解らないが。しばらく地方紙に変えたことがあるが活字がなじまないことの他全国紙と地方紙は記事の取材が異なると気づく。

 それにプロ野球の扱いである。

 地元紙は圧倒的にカープであり読売新聞はすべてが巨人の扱い。

 その方が新聞の売り上げが良いのはよく解る。

 自分はカープフアンなのでその矛盾を肌で感じる。

 その他この頃の新聞はやたら広告が多い。
 新聞を読む世代がどんどん減少していく中で広告収入に頼るところが大きいのかもしれない。新聞代月3300円、ネットはPC/スマホ込みで7000円くらい。

 ニュースのスピードはネットの方がはるかに速い。今の若者は新聞よりインターネットを見るだろう。料金は取られない。ニュースの遅れがなく瞬時にニュースを手にとることが出来る。

 時代の移り変わりで新聞は淘汰されていくに違いない。

 今新聞代理店は顧客争奪に必死である。長年購読してきた新聞を止めると宣言する家庭も多いことであろう。我が家も家計緊縮のおり来年3月で新聞とはおさらばである。

 新聞をやめることでのデメリットはテレビの番組表がみれない。スーパーのチラシが見れない。とあるがいずれもネットで代替えが可能な時代になった。

 もっとも困るのは新聞紙に代わるものがない。

 今ではもったいない話、町内会の資源ごみ回収にだしている。新聞紙がなくなったら不自由なことが起きるのではなかろうか?

 ひと昔前はトイレットペーパ代わりに母親達が小さく切って使っていたのを覚えている。いまだって不用な新聞紙には随分お世話になっている。

 記事はいらないがあの薄手の新聞用紙は必要でホームセンタで記事の載らない新聞紙一束幾らで売る時代がくるのもそう遠くではなかろう?