鉄剤注射禁止へ

 昨日抜歯した。
 先月から2回目で抜歯前日からそわそわする。
出来るものなら抜きたくはなかったが、麻酔の1発目と2発目の注射までは痛く感じる。とにかく局部麻酔による手術であるが、それももう終わった。年末最大のイベントであった。
今まで麻酔注射をそう恐れることはなかったが高齢化の表れだろうか?

 昨日の新聞で鉄剤注射が話題になっている。貧血対策として使われる注射であるが女子高校駅伝の強豪校などは酸素の運搬能力が高まり持久力が上がるとして鉄剤注射を学校・選手・親が希望して練習や試合に用いるらしい。
 全薬工業(鉄剤注射供給元)の意見では:安易な鉄剤注射はNGである。即効性を求めて鉄剤注射を続けることは鉄過剰で肝臓障害を起こす可能性があると注意を喚起している。
 来春から陸連は鉄剤注射の使用を原則禁止としているが、発達途上にある女子高校生のデリケートな体を考慮して使用を考えるべきである。
 一種のドーピングに匹敵するのかも知れない。明日開催される全国高校駅伝で早速鉄剤注射が話題になるのかも知れない。

 昨日今年最後のウクレレ教室に参加した。習ったのはアンサンブルの弾きかたで1小節譜一回コードを入れメロディーの譜と兼ねる弾きかたで少しは上手く聞こえる。

 

中3自殺遺族が町を提訴(万引き誤記、高校推薦せず)

 広島県府中町で2015年12月に自殺した中学3年生の遺族が町を相手どり広島地裁に提訴していることが新聞で明らかになった。
 同じ広島県に起こった事でよく記憶しているひどい事件であった。
  事件は当時15歳の中学3年生が1年生当時「万引き」の非行歴があることから高校(公立・私立)とも志望校の校長推薦が出来ないことを担任教師から告げられた。
 生徒は間違いであると複数回訴えたが聞き入れられず自殺におよんだ事件で教師から中学生の両親にも連絡されていなかった。
 事件発生後万引きしたのは違う生徒であることが発覚したことが明るみに出た。

 当時も今も本件は2つの問題を感じていた。
 非行歴2~3年前のことで校長推薦ができないのはおかしい。
    非行歴を記入する場合は複数教師による念を入れた確認が必要で家族にも連絡をとるべきであった。
 間違った行為により将来を悲観した生徒の心情は深く理解できる。
 確か教師は女性で教員職を辞されているように思うが一人の若い命を奪ったことは一生涯消えないのだろうと思う。

 町長の言「改めて内容を精査する」と言明しているが事件発生からすでに3年が経過している、遅すぎるのではないか。また教育委員会もこの責任をいかに感じているのだろうか?

東光会福山グループ大作展を見に行く

 昨日福山美術館に東光会福山グループ大作展を見に行った。
 昔一緒に絵を描いていた友人達の絵31点100号の大作を見学した。
 この中から日展入選される人も多数いる。
 自分がこの会を去る時に東光会に入られた方々が本当に上達された絵を見ると感慨深い思いである。

 2~3日前に尾道四季展の入選通知の葉書が届いた。その絵は20号の大きさでこの位の大きさの絵を描くのが精いっぱいである。理由は気力が続かない。年齢が原因とは言いたくはないが、絵を描くことを毎日続けていれば何でもないが1ヶ月半年と断続的になると集中力がなくなり気力が持たなくなる。

 なんとか絵を継続するよう頑張りたい。


アメリカ・フロリダ半島”謎の黒い竜”

 今朝のNHK BS放送ワイルドライフを見た。
 フロリダ半島の先端のシンガーアイランドに向けて黒い魚の大群が押し寄せまた内陸部の川からも多くの魚が南下して合流する。この大群は海岸の浅瀬を移動する。これはボラの大群集で100万匹と放送されていた。
 この大群を”黒い竜””と呼ぶ。何故大群を組むのかの意味は天敵「ペリカン、ミサゴ、サメ、肉食あじ、2.5mのタイセイヨウ・イケゴイ(ターポン)」から身を守るためらしい。
 この現象が見られるようになったのは2014年からで以前にはなかった。
 ボラは畑の肥料や魚のえさとして利用され乱獲が続きこれを禁止した保護活動が行われはじめた頃から海岸浅瀬に真っ黒い大群の活動が見られるようになった。
 天敵の攻撃から逃れたボラの大群は数キロ沖の海中に姿を消しおそらく産卵するのであろう。やがて10㎝程度の稚魚は再びシンガーアイランドの河口にやってきて4年程過ごしながら成長する。ボラは汽水域(海水と真水の混ぜる域)で塩分を調節できる機能を備えている魚である。
 そして再び海岸沿いを猛烈な数の大群を作り同じサイクルを繰り返す生態系を持っているらしい。

 では何故フロリダ半島沖の海岸浅瀬で群れをなすのか?
 養分が豊富なメキシコ湾流の流れのルートに近いことだと言っている。
メキシコ湾流のおかげで高緯度のイギリスに人が住める理由にもなっている。

 ボラは世界中、日本でもスペインでも汚いものを食べる魚として蔑まれている。
 ボラは養分の高い生活排水の多い河口近くに存在するが人間の知恵できれいな海水近くに住める魚として育成すれば食糧難の解決にもなるのでは?

トイ・プードル10歳ナナちゃん

ブルーベリー栽培の上手な友人(奥様)に剪定方法の教えを乞いに伺った。
いつものようにペット犬が迎えてくれ走り回り歓迎してくれる。

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         トイプードル雌犬の10歳のナナちゃん
 親しい人には殆ど吠えない、おとなしい犬である。

 夜は飼い主と同じ寝室で寝てトイレに行く場合はドアをたたき開けてもらい一人(1匹)で用をすませまた帰ってくる賢い犬であると聞いた。よく言うことを聞くとも。

 帰宅して妻にそれを話すと”馬鹿犬”だっていると言う。ご近所に始終人に吠え付くチワワ犬のことを言っているのだと思う。

 ペットを持った経験がない。
 一度は飼ってみたいと思うがもう先があまり長くはないので犬の生涯に責任がもてず諦めざるを得ない。
 干支は今年いぬ年であり半月あまりでイノシシの来年がやってくる。
 来年こそは良い年にしたい。まずは健康で。

ドキュメント7時間、広島・作業服店に密着

 NHK番組・昭和元禄落語心中の最終回を見た。この番組は難しいストーリーであった。つい1ヶ月前浅草に立ち寄った時、寄席を希望したが時間がなく諦めた。落語は日本人にしか解らない文化だと思える。

 その番組のあと定番のドキュメント72時間が始まった。
 私はこの番組が好きである。無作為に色んな人が登場し人生の一片を語るからで、昨夜は広島の作業服店であった。作業服店と言えども現場作業に関する道具も一通り揃って多くの人が連日買物に訪れる。

 記憶に残っているのはシングルマザーで13トントラックに乗る女性で順調ではなかった半生を語っていた。
結婚したての若い夫婦は嫁の実家の水道屋さんに転職のために作業服を新調すると店を訪れたうらやましい程のラブラブの客。
雨の日に訪れた大工さん「今日は収入ゼロ」と明るく語る。
 昨日のミカン収穫援助の仲間には3人の息子がいて、長男(36歳独身)が2年間学校に入り学びなおすらしい。何を考えているのか解らないと父親は愚痴をこぼしていたのを思い出した。
 学ぶことに遅すぎることはなく、羨ましく思える。
 ドキュメント72時間に登場する人は皆若い。
 しかし72歳の女性が金属の熱処理仕事に30年間従事していて今も夫の許可を得て働いている、働くことが好きだと言っていた。我妻は家計のために働いているが、じっとしているよりは体を動かすことの方が好きなのではないか?ストレス解消のため今月20日は友達と岡山にカニを食べに行くらしい。大いに結構。

煽り運転判決、シングルマザー寡婦工場

 昨日は今年5回目のみかん収穫援助作業を行った。元会社仲間6人の共同作業である。
今回は(はっさく・みかん春峰)でいずれも1月半ば頃店頭に並ぶ商品になる。相変わらず大声で畑の中を冗談が飛び交う。精神的・肉体的に大変健康な作業で終了とともに疲れをどっと感じる平均年齢72歳の仲間達である。

 煽り運転
 高速道における煽り運転の裁判判決がでた。裁判の傍聴に700人が並び倍率16倍の注目を浴びた裁判であった。
 有罪で懲役18年。
 裁判の論点は車が停止中の危険運転致死が認められるか否かであるが、一連の流れから危険運転と認められ判決がでた。遺族に対する謝罪の態度がみられないのは残された少女2人に残念と同情する。いかなる判決が出ようが両親は帰ってこない。
 車が停止していて直接的に事故を起こしていない事が法律的に危険運転にならないのなら即刻法律を改正すべきである。全国で増加しつつある煽り運転を抑制するためにも。

 シングルマザーの寡婦控除

 シングルマザーの寡婦控除が住民税に限りが非課税になることが2019年度与党税制改正大綱で来年から実施される見通しとなったと聞いて驚いた。離婚・死別に限り寡婦控除(所得税・住民税)が実施されているにもかかわらず未婚の一人親には認められていない現状は不公平である。ただでさえ苦しい生活を支えるシングルマザーの女性に対するミセシメの如く感じ、社会保障の未熟さを感じてしまう。