ドキュメント7時間、広島・作業服店に密着

 NHK番組・昭和元禄落語心中の最終回を見た。この番組は難しいストーリーであった。つい1ヶ月前浅草に立ち寄った時、寄席を希望したが時間がなく諦めた。落語は日本人にしか解らない文化だと思える。

 その番組のあと定番のドキュメント72時間が始まった。
 私はこの番組が好きである。無作為に色んな人が登場し人生の一片を語るからで、昨夜は広島の作業服店であった。作業服店と言えども現場作業に関する道具も一通り揃って多くの人が連日買物に訪れる。

 記憶に残っているのはシングルマザーで13トントラックに乗る女性で順調ではなかった半生を語っていた。
結婚したての若い夫婦は嫁の実家の水道屋さんに転職のために作業服を新調すると店を訪れたうらやましい程のラブラブの客。
雨の日に訪れた大工さん「今日は収入ゼロ」と明るく語る。
 昨日のミカン収穫援助の仲間には3人の息子がいて、長男(36歳独身)が2年間学校に入り学びなおすらしい。何を考えているのか解らないと父親は愚痴をこぼしていたのを思い出した。
 学ぶことに遅すぎることはなく、羨ましく思える。
 ドキュメント72時間に登場する人は皆若い。
 しかし72歳の女性が金属の熱処理仕事に30年間従事していて今も夫の許可を得て働いている、働くことが好きだと言っていた。我妻は家計のために働いているが、じっとしているよりは体を動かすことの方が好きなのではないか?ストレス解消のため今月20日は友達と岡山にカニを食べに行くらしい。大いに結構。