東京・千葉から帰って(その2)

 11月4日の2日目、本日は日展を見るため六本木の国立新美術館に出かける。
 昨夜、京急津田沼駅からJR津田沼駅間にタクシーを利用したのでホテルを出る時はJR駅をフロントで確認してから出かけた。JR総武線両国駅で下車して都営大江戸線両国駅まではかなりの距離があり帰路は何か他のコースをと思った。(スマホを持たぬ田舎者故)
 東京の空はどんよりとして今にも雨が降りそうである、あいにく折りたたみ傘を忘れて来た。天気予報によれば今週は東京地方は天気良好と聞いていたのに。
 六本木駅の上空もなんとか持ちこたえそう。
 国立新美術館には6年前に一度訪れたことがある。2018日展は今日で3日目、最初の日曜日とあって多くの人が会場にいる。皆絵を描く人ばかりなのか?
  入場券を買い最初は日本画コーナーを見る。日本画と洋画の境界がだんだんと消えて行くような気がしてならない。次に洋画のコーナーに入る。皆さんはカメラで絵を撮影している。自分も絵にカメラを向ける。フラッシュをたかなければ問題ないらしい。
 今年の日展は地元の先生方も落選される程の審査なので何か異変があるのかと思いき
やそうでもない。およそ2時間ほど絵を見て3時過ぎに美術館を出た。印象に残ったのは赤味かかった紫色の使い方である。
 外は小雨が降っている。
 周囲はよく解らないが千代田線の乃木坂駅から地下に潜った。
 大手町で東西線に乗換えて西船橋まで帰る予定が途中車内放送で早稲田を聞いたのでおかしい事に気つき高田の馬場で下車し反対乗り場の電車に乗った。大手町付近でメールが立て続けに入ったので気が付かなかったのか。
 舟橋で息子とは4時に約束していたが結局4時半になった。
 引っ越した後の息子の新しい家を確認して舟橋駅南の焼き鳥屋で息子の友達も加わり3人で1杯も2杯も飲んだ。結局息子とは込み入った話は出来ずその日は別れたが、今日も疲れた1日であった。(続く)