熊本県大津高校勝つ 全国高校サッカー選手権大会

 全国高校サッカー選手権大会1回戦の屈指の好カードと言われた熊本県大津高校と神奈川県桐光学園は5:0で大津高校が圧倒した。
 高校総体準優勝校の桐光学園と同じくベスト8の大津高校の対戦は注目を浴びていたがMF大竹のハットトリックなどで大量点で圧勝となった。一方桐光学園は西川をはじめとするスター軍団であったが中盤を動きの速い大津高校に球を支配され、完全なディフェンスで完封勝された。
 高校サッカーに詳しいわけではないが、年末のこの頃には興味深々となる風物詩である。
Jリーグと比べ高校生は、はつらつとした動きで予想を覆す試合をみせてくれる。最後まで諦めない態度で、どこのチームが強いと言う前評判が役立たない面白さがある。
 その前日に行われた皇后杯準決勝の浦和対日テレベレーザの試合も歯切れのよい動きで日テレベレーザが1:0の接戦をものにした。この試合を見ていて点差以上の実力差を感じた。日本代表に8人を送るチーム力を知ってなるほどと納得する。

 スポーツ観戦では選手達の動きの良さで視聴者の目を離さない面白さがある。
 明日は箱根駅伝で青山学園大学の4連覇が噂されているが、あまり勝過ぎるのもどうかと思われる。
 青学の原監督は同じ市の出身者であるがいまいち市内では人気がない。
 自信満々の態度とスポーツ監督の割にテレビに顔を出すシーンが多いからだと思う。 学生スポーツはどこが勝つか解らぬところに面白さがあり、監督にもう少しストイックさがある方が神秘性があって良いのではないだろううか?