昨夕、女房の仕事が終わるのを待って車屋に行った。
丁度その会社の70周年記念で土・日記念祭が開かれており先日自分一人で車を見に行った。その前の日にも女房と共に他社を見物し軽自動車の中古車相場を知った。
昨夕ディーラーを訪れたのはもう6時を過ぎ車を見るのには暗すぎる間帯であった。
フル装備で(特に高齢者の事故を防止する類の装置からナビなどの付いた車で)いっさかっさい含めて(税金等も)160万円となる限定車であった。しかも車体色はダークグリーンで少し派手な色合いである。
自分自身は前日見ており女房はおそらく反対すると思って同行したのであるが、
「良いじゃん」と気に入ったので正直困った。
70周年記念の限定車でお得感のある車らしい。
しばらく迷ったが買う決心をし自分のラクティス(10年目車検はこの4月に受験済み)の下取り価格を確かめた。
「値段のつけようがない」と言う。
「3万円なら」
少し悲しい気持ちになった。長年乗った車なのでもう少し値がほしかった。ここで負けずに5万円にと言い張ったが上司と相談すると言って事務所の奥に姿を消し20分後に帰ってきて「中をとり4万円」と回答してきた。
結局試乗もせず契約書にサインをし年末に自宅に持参することになった。
帰り途に女房と話した。
「もし1週間前に接触事故を起こしてなかったら買換えることはなかった」
前前から女房は「安全装置のついた軽自動車が良い」と言ってきた。
車体色はスペインで中古車シビックを購入したがその時と同色なので違和感は無いという。言われてみれば確かにそうだ。
免許返納は7年後の80歳を予定しているが、その後は女房の運転手付きに乗ることになる。もし生きていればの話であるが。