ヤングケアラーとは

 聞きなれない言葉「ヤングケアラー」は昨日の読売新聞の第2面に記載されて初めて知った。親や兄弟の介護や家事に追われる若者層を言うらしい。

 厚生労働省が初の全国的な実態調査を行ったところ中学2年の6%、高校2年の4%が該当すると発表。調査は全国の公立約1400を抽出し昨年12月~今年2月、中2と高2の生徒計約17万人にネット調査を実施。およそ1万4千人から回答を得、「世話をしている家族がいる」と答えたのは中2が319人で6%、高2が307人で4%を占めた。

 文科省調べによると全国で中2と高2は昨年度計208万人いる。
 2つの学年だけでヤングケアラーは役10万人に上る。世話をする家族のいる生徒の続きがらは兄弟が最多でその次が父母である。平日の世話に要した時間は1日平均で4時間、7時間以上も1割に上がりこのうち4人に1人が「健康状態がよくない」状態にある。

 厚生労働省の専門委員会ではヤングケアラーを早く見つけ、家族の世話を託せる福祉サービスにつなぐことが必要と指摘している。
 全く同感である。福祉事務所のお偉いさんかたは市当局から横滑りしてふんぞり返るようにしか見えないのは私の偏見なのだろうか?
 もっと常日頃から社会の問題を掘り下げて手を打つことに心がければこの種の問題の一部でも解決に向けて動き始めているのではなかろうか?