epa 介護福祉士候補試験(インドネシアの場合)

EPA外国人介護福祉士とは

EPAとは、経済連携協定のことで、インドネシア・フィリピン・ベトナムとの間で貿易障壁を撤廃する目的で締結されています。EPAを結ぶことで、介護サービスを日本で学び、実践する外国の方も増えることが予想されます。

人受け入れ背景、就労期間、派遣までのプロセス、外国人介護士受け入れのメリット・デメリットなどを解説します。

EPA介護福祉士候補者の要件とは

EPA介護福祉士候補者になるためには、以下のような要件があります。

<フィリピン>

次のいずれかの条件を満たした日本語能力試験N5程度以上の者

・4年生大学卒かつフィリピン政府による介護士の認定(TESDAの認定保持)
・フィリピンの看護学校卒業

インドネシア

次のいずれかの条件を満たした日本語能力試験N5程度以上の者

・大学もしくは高等教育機関の修了証書Ⅲ以上の取得者で介護士としてインドネシア政府から認定されている
看護学校の修了証書Ⅲ以上の取得者もしくは大学の看護学部卒業者

ベトナム

3年制もしくは4年生の看護課程を修了した日本語能力試験N3以上の者

EPA介護福祉士候補者の受入条件とは

EPA介護福祉士候補者を受け入れる施設には条件があります。主な条件は以下のとおりです。

・法令に基づく職員の配置基準を満たしている定員30人以上の施設
・常勤介護職員の4割以上が介護福祉士を有する職員である
・候補者に対して日本人と同等以上の報酬を支払うことができる
・適切な研修体制が確保できる
・候補者の宿泊施設が用意できる
・候補者の帰国費用の確保などの帰国担保措置を講じることができる

このように、受け入れる施設側はEPA介護福祉士候補者が日本人の介護職員と比べて不利にならないよう配慮する必要があります。

EPA介護福祉士候補者の現状

EPA介護福祉士候補者は現在、インドネシアとフィリピン、ベトナムの3国から受け入れをおこなっています。一般社団法人外国人看護師・介護福祉士支援協議会が2017年におこなった実態調査によると、現在日本で働いているEPA介護福祉士候補者のうち、フィリピン出身者は42%と最も多くなっています。

 

受け入れ先は、特別養護老人ホームが約65%、次いで老人保健施設が約25%となっており、この2種類の施設だけで全体の90%以上の候補者を受け入れています。

妻の働く介護施設にもインドネシア人が働いている。実にまじめで良く働き良く学ぶらしい。

この介護福祉士は3年間の期間に日本の国家試験に合格しなければ本国に帰還しなければならない。

その試験が今週中にあると聞いた。

勿論候補者として働く期間は有給であるが本国の家族に大半を送金するらしく仕事も経済も大変らしい。

頑張って合格してもらいたいものである。もし合格の暁には我が家に食事に招待すると妻はいっている。