大相撲五月場所終わる

フーテンの自分にとって大相撲が終わるのは寂しさが残る。

今日から2か月間取り組みの放送がない。(カープの野球もないし)

 5月場所は前評判どおり照ノ富士が4回目の優勝杯を得た。
 が世間の評判通りにはいかず終盤にもつれ大関貴景勝が意地をみせた感があった。
 これで来場所は照ノ富士が準優勝なら綱を得る。
 そして高安が13勝挙げれば大関復帰となる。
 そんな5月場所で頑張った力士、若隆景と遠藤が技能賞をもらった。
 相撲のうまさを形容するのが技能賞である。

 北の富士勝昭さんの解説の中でしばしば登場してくるのが信夫山である。

 私の少年時代の好きな相撲取りの一人であった。

   信夫山 身長177㎝ 体重109㎏

       最高位東関脇

       初土俵 1940年5月 引退1960年9月 (椎間板ヘルニアによる)

       52歳没 脳出血

       殊勲賞1回

       敢闘賞1回

       技能賞6回

       金星7個

  信夫山は若隆景に似ている。一回り大きいのが若隆景。
  当時ラジオ放送が主流であったたので容貌はよく憶えていないが相撲スタイルが似
 て立ち合いの鋭さからもろ差しになる速さは抜群であったと覚えている。
  来場所から明星とともに初小結に昇格する。両者にはさらなる活躍を期待したい。

  反面キャバクラ通いで協会の掟を破った朝乃山には6月に協会からの沙汰が下りる。

  阿炎も同じような不祥事で3場所強制的休場で幕下まで番付けを下げたが幕下優勝で来場所から十両に帰り咲く。
 阿炎が3場所休場なら朝の山は大関なので解雇もしく4場所は相撲を取れないのでは?

  大関昇進時は故郷富山県や出身校の近大などでおおいに祝してもらい一躍ヒーロになったのもつかの間。誘惑に負け幕下まで落ちて相撲が取れるのであろうか?