大相撲大関争い

2日前の日曜日、大相撲春場所は関脇霧馬山が小結大栄翔の2度目の優勝を拒んで初優勝を飾った。

横綱大関不在の場所は相撲協会の責任かも知れないがそれでも観客は満員御礼の垂れ幕が連日飾られ相撲人気の衰えはない。

 千秋楽まで2敗の大栄翔を3敗で追う霧馬山が本割・決定戦で大栄翔をいなしで破り優勝した。

大関貴景勝の休場となった原因もいなされてばったり膝から落ちるケガが原因とみら

れている。たとえ貴景勝横綱になってもこのいなしで敗れケガで引退を早めるのではないだろうか?

 誰がこれから大関に一番近いのかは霧馬山・豊昇龍とみている。

 それは若元春を含めて四つ相撲のスタイルである。

 解説者は5月場所の結果によるだろうが霧馬山・大栄翔の2人同時昇進もあり得ると評している。以下これら力士について比較する。

 霧馬山 26歳 184㎝138キロ 四つ相撲 モンゴル

 大栄翔 29歳 182㎝165キロ 押し相撲 埼玉県

 豊昇龍 23歳 185㎝146キロ 四つ相撲 モンゴル

 若元春 29歳 187㎝143キロ 4つ相撲  福島県

 来場所から横綱照ノ富士が帰って来るし朝の山が再入幕・貴景勝のカド番と色々話題が多いが霧馬山(玄人好みの取り口)の大関昇進に期待がかかる。

 部屋の親方の地味な存在や部屋付の親方鶴竜の堅実な指導で3場所33勝を達成してほしい。