メダルをかじる事件

 今朝早くから50km競歩の試合が行われている。午前8時半で29度まで気温上昇と報道されていた。

 それに50㎞もあの不自然なフォーマットで歩くのだからもはや殺人的な競技としか言いようがない。7月のはじめ中日ドラゴンズの木下投手が練習中倒れて死亡したと今日のYahooの記事を見た。

 オリンピックを含め夏場も多くの競技に出るアスリートの生命保険は如何程かけられているのだろうか?

 10年前と思うが11月の気候の申し分のない頃およそ40kmを歩いたことがある。一人で気ままに歩くわけで競争感覚もなく約8時間かかった。

 この馬鹿げた行為をする前に江戸時代の人たちは1日どの程度歩いたのか調べたことがある。江戸からお伊勢参りに歩いた記録からすると35㎞とある。現在のような舗装された路面ではなくしかも運動シューズをはかず藁草履利用なので大変な苦難だと思える。

自分の40km歩いた経験を考慮し、オリンピックでメダルを得た選手達が地方自治体への勝利報告に参じた時、首長が金メダルに興味があるからと首にかけさせその上非常識なメダルにかぶりつくとはどこからみても非常識としか言いようがない。

 そもそも組長にメダルをかける義理はなかろう。

 どこぞの市長は自分を王様のごとく思う、これぞ無言のパワハラであろう。

 これに似たことが他にも多々あるのかも知れない。