今朝、強い雨で目覚めた。
天気予報では時間30mmの強い雨がふると伝えていた。
私の習慣は豪雨に気づいた際、ネットの雨雲レーダーをみて今後の雨雲の推移を知ったうえで次の行動を考える。
家の裏側に崖を抱えているので避難所に逃げるより階上への垂直避難が最上の方策としてつい1週間前2階への階段に手摺を設けたばっかりである。
朝の2時過ぎにスマホは大きな音をだして警報を知らせていた。
ネットも避難指示を知らせていたが、最寄りの避難所の開所情報は出てない。
おそらく深夜の話で市の職員への連絡も遅れたのだろう。
システム上の問題なのか避難指示がでても避難する場所がないとは?
現在朝の9時前あれ程降った雨はあがった。やまない雨はない。
実をいうと「やまない雨はない」の本を図書館からかりて昨日読み上げていた。
緊急事態宣言下の図書館はネットで検索・予約を行いメールで在庫の有無をうけとり図書館に受け取りに出かけることになって蜜を避けるらしい。
その手続きをふみ本を借りることになった。
やまない雨はないの作者は気象エッセイストの倉嶋厚氏のかかれた著書である。
氏はNHKをはじめ気象キャスターとしてテレビ出演されていた人で1924年生まれ2017年没(93歳)
本の内容は人生を四季にたとえ小春日和が一番暮らしやすいと書かれながら64歳の時に4歳年下の愛妻をなくされそれから2年間鬱病に悩まされ何度自殺をかんがえられたか。
その時に思いついた言葉がやまない雨はないである。
奥さまは胆管がんで入院から24日で天国に召された。
ご夫婦には子供がいなかったので互いに強い愛が深い悲しみに変わったのかも。
我が身に置き換えると長く悲しみに身を置くことはない薄情ものである。
それより何より妻に残されぬように先に行きたい。