方丈記を読む

 今日9月14日の広島県東部の最高気温は34℃。残暑と言うより真夏日である。

昨日は鼠経ヘルニア(脱腸)手術の診断書をもらって保険会社に給付依頼をだした。

 診断書作成は5500円と随分高く感じる。

 退院後に読み始めた「方丈記」の読後感想を記述してみる。

 つれづれ草(鴨野長明)1331年頃完成

 枕の草紙(清少納言)時代は知らない・来年の大河ドラマに登場するらしい

 方丈記(鴨野長明)1212

日本3大エッセイと言われている。

つれづれ草と比較して方丈記は読みやすく感じた。

つれづれ草は知的エッセイと言われるあたりから難しく感じる。しかしながら生活の知恵を随所に記入されている。例えばこの国で家を建てるなら南に大窓を北には小さな窓を配置する知恵を授けている。

一方方丈記は世の中に起こる天変地災を詳しく述べてあり現代の我々の教材ともいえるスケッチ的なエッセイである。

 安元の大火1177

 治承の辻風 竜巻1180

 福原遷都1180 清盛没

 養和の飢饉 1180 4万2千死ぬる

 元暦の地震 京都大地震 M7.4

鴨野長明先生は60歳までの記録はあるが

 ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例なし。・・・・・

のようにこの世を去ったのではなかろうか?