たまご酒

 去る月曜日夜、民放BS番組の鬼平犯科帳を見ていて主人公長谷川平蔵が少し風邪気味であった。

才女久栄(ひさえ)がたまご酒を用意して平蔵にふるまうの見て思い出した。

私がまだ新婚早々のときやはり風邪気味で女房にたまご酒を頼んだ。

女房の用意したものは冷の日本酒にたまごを割って入れたものであった。

それは違うとたまご酒の作りかたを教えたことがある。

何分にも結婚のまだ日にちの浅い頃のことである。それと家内の実家ではたまご酒を飲む習慣がなかったのだろう。

 番組の中では才女は熱燗になにやら薬味をいれていたようである。

時代劇あるいは時代小説の作家池波正太郎氏は時代時代の食材や料理方法を詳しく述べており鬼平犯科帳でも主人公の平蔵(中村吉右衛門さん)が料理に関し説明するシーンが多くでてくる。

 さて話は変わるが外国でのたまご酒は存在するのかと思われる。

 長年住んだスペイン北部のバスク地方(スペインでの最高のグルメ地方)ではホット・ワインがあり風邪の時などに飲むらしい。私自信飲んだことはないが。

 今の若い人達はたまご酒を飲んだことはないだろうが。

   タマゴ酒の作り方はコップに日本酒を入れた後にたまごを割っていれ、砂糖を少しいれて混ぜる。その後に電子レンジでチンすれば終わり。