エジプトで5000年前のビール醸造所発見される

 最近新聞か何かで「エジプトで5000年前のビール醸造所発見される」との記事を見たことがある。
紀元前3000年頃のエジプトではビールは人々の間で広く飲まれていたらしい。
 この両者の記事を合わせ見ればなるほどと思える。
 お酒と人類史は大きな相関関係をもって今日に至っているが。
 日本の酒の歴史は米作が始まる縄文後期から弥生初期のおよそ3000年前頃だろうと言われている。当初は神事やヤンゴト無き御方が嗜まれたのではないだろうか?

 それから時代が下り鎌倉時代には庶民の文化となって戦に出かける時の勢いつけに飲まれたドラマを見る。早くにこの時代には寿司も世の中に現れ始めたと書物に書かれている。

 日本のビールは明治になってから生産された。
 日本酒は日本独特の文化と気候の中で発展を続けたが温度の関係から、九州北部から南の地方では焼酎が作られて保存がきくようになった。
 
 エジプトのビールは飲んだことはないが、ヨーロッパのビールはよく飲んだ。

 とにかく安いがあまり美味くはない。
 その中でもドイツのホワイト・ビールやチェコの黒ビールは安くてとても美味かった記憶がある。
 昨年スペインの2家族に缶ビール(一番搾り)20缶を航空便で贈呈した。ビール代より輸送費の方が高かったが日本のビールはスペインでも好評である。

 ヨーロッパの中でイギリス・ドイツはイタリア・フランス・スペインより食料事情が劣るためワインよりビールが盛んに作られ嗜まれた。
ビールはワインより酔いが覚めるのが早いためその分工業が発達したとも言われているが真相はどうなのか?
 確かにイタリア・フランス・スペインは葡萄酒は良いものが多い。
 このように日本のみならず世界中で酒類は飲まれ生活の一部となっている。

  私自身最近は殆ど酒は飲まず、何かの会合や友人と会う時ぐらいで家では酒を飲まなくても何ともない。
 若い時は青い灯赤い灯に誘われ毎日のように飲みまわり給料の殆どは酒代に消えて何のために働いているのか疑問を持つこともあった。
 今では酒も飲まずタバコも吸わず品行方正な生活をしている。

 新型コロナ禍では居酒屋や酒類を提供する店が感染者拡大の一因として大きく取り上げられ関係者は大変な苦労をなされている。
              早くコロナ感染がおさまることを祈る。