年末に古い本の整理をと思いながらできずにいる。
本棚を2つから1つに減すことを2~3年前から考えながら実行に移すことが難しい。
ある程度は減ったのかもしれないが最近また本を買い始め同じ状態が続いている。
何故蔵書が多いのか考えてみると私は上の学校(大学)に行っていないのでついつい本に頼る悪癖がある。
専門書は10年程前に同じ会社の知り合いに譲ったのでその分は身が軽くなった思いがする。本をもらった人はウン十万円はするだろうと言っていた。東京出張の際八重洲のブックセンターで興味ある本を購入し復路の新幹線でさらっと読みその後本箱に入る。
スペイン滞在前には神田の古本屋で設計の本を購入後、スペインに送り活用したことがある。
スペイン滞在中や帰国後はスペイン語の本を集めた。スペイン語検定試験を受けるためであったが4年経過時点で諦めた。勉強は良くしたが、齢がいきすぎていくら勉強しても頭には残らない悪循環が起こるからでことごとく試験に失敗した。
自分の本を購入する理由は自宅に図書室がある感覚で必要な都度本を引っ張り出して読む。随分贅沢な方法なので本が増える一方である。
これが私流の雑学勉強法なのであろう。
最近少しかしこくなってネット通販で中古本を買うことに勤めている。
新書に比べて3分の1からひどいものは100円1冊まである。
3分の1の価格本はほぼ新品に等しい。電子本もあるが昔人間の自分には若干抵抗があり買った試しはない。本は一度読まれるとその価値を失いゴミ同然となる。そのゴミをたくさん蓄えるから本箱はすぐに満杯になるのだろう。
しかし本の整理は終活の1分にもなる。
どの本にも思い出はあるが、これを残しても子供達は読まないで邪魔になるだけであり思い切りの良い女房はすべて捨ててしまうだろう。
捨てられる前に整理しておこうと思いながら手を付けられずにいる自分にとって今年の最大目標にしたい。