昨日高校の同級生と御調(みつき)道の駅で3年ぶりに会った。
自宅から深町を経由して184号線(尾道~松江)を北上して御調道の駅に約30分後に到着した。
途中バイクを運転する警察官を追い越した。
そこは白線から黄色線の塗布された追い越し禁止区域の分かれ目であった。
後ろから見ると警官か否かよく解らなかったが追い越しの最中にバイクにまたがる運転士の腰には拳銃を装着していたので警官と確認した。
しかし途中でやめるのもおかしな話で一挙に追い越した。
私の後ろには5~6台の車が連なって徐行しているのが見えた。
警官ももう少し左側側を走行して後続車が通過しやすいようにすれば渋滞になることもなかろう。
自分の所業も問題ありでカメラでも装備しておれば追い越し禁止区域を走行したことで咎められ罰金なり何か処分されそうな気おくれもあった。
御調道の駅はコロナのせいかなのか殆ど人出がなく駐車場や店内には人をみることもなかった。この日寒さは緩み天気は抜群に良かったのだが。
用件は貸していた「スペイン滞在記」3部作を返却してもらうためで何と2年ぶりの再会であった。
彼は悪性リンパ腫のガンで薬で治療する治験中だと言う。
治療をはじめてガン細胞は7割がた減じたことになるが後3割がなかなかうまくいかないらしい。学生時代は野球やスキーで運動神経の良さやイケメンで颯爽と青春を謳歌してきたのにと思う。100人を超える部下を持った現場の課長も経験したらしい。というのも彼と私は全く関係のない会社に勤めたいた。
私なりに彼を評価すればゆっくりとした性格と他人を悪く言わない人柄の良さは天性のものだろう。それに引き換え私は・・。
明日は夫婦でスキーで出会った大山までドライブすると言っていた。
いつまでも元気でいてほしいと述べて御調道の駅をあとにした。