遺影は早く撮ること

1昨日、昔の飲み仲間の妹さんから電話があった。

「兄が逝きました」

理由は脳内出血だったそうで救急搬送途中で亡くなったらしい。

そして昨日故人の家に向かった。

ゴルフの岡本綾子さんと同じ郷里安芸津町である。

 昨日は日曜日でガソリンスタンドの休日の多い日でメーターをにらみながら運転をした。

 故人の家には妹さん夫婦がおられ仏壇に線香をあげながら昔話をした。

 彼はこの世で一番多く酒席を共にした仲間である。

 もう十数年も昔の話、インドに2年間出張する話があり歯を全部抜いて入れ歯にしてからインドに渡ったと本人が語っていたのを思い出した。

 遺影を早く撮ると長生きすると彼が言っていた。

何年前ですかと尋ねると6年前頃かなと妹さんは答えてくれた。

 4~5年は効果があるのなら今秋には自分も写真を撮っておこう。

 故人は再婚で嫁さんはクモ膜下出血で意識のないまま施設に入って故人の急逝の話は知らない。彼はもともと多くの病気持ちで糖尿病はヘモグロビンA1Cは12を超えることもあり、いまでも8を下回らない状態で私とどちらが先に逝くだろうかと冗談交じりにはなしたことがある。故人は75歳で早過ぎた人生であった。

 ご冥福を祈る。また黄泉の世界で会えたら一杯やりたいものである。