風呂の掃除(こする必要のない洗剤)

 どこのメーカーの商品かしらないがTVのコマーシャルで「バスタブをこすらなくてもきれいに洗える洗剤」とのふれこみで宣伝を行っている。
 それでスーパーで購入してみた。感想はまあそんなものかと思った。
 丁寧にやればよりきれいになるがそこそこにやればそれなりである。
 皆さん一度使用されればよい。自分の場合はバスタブを擦る方が気持ちがよく仕上がる。

 この経験をみかん収穫作業時に仲間に話すと皆聞き耳を立てて寄ってくる。
 仲間の男性は皆風呂掃除を担当しているらしい。毎日の料理を担当する奥様方に申し訳ない気持ちからで、中には週2~3回の掃除もやるのもいるぐらい。
 年金生活者の男性はほとんど家事分担で風呂の掃除や食器洗い・洗濯を担当しているらしい。年金生活者で毎日家にいる旦那ならこれぐらいしても罰はあたるまい。
 私もそうであるが洗濯だけは取り込みを除き自分にはまかされない。その理由はパンパンが下手で皺が残るからだと言う。友達によると奥方より洗濯は上手い自負をもっている人も少なくないらしい。
 自分としては料理もやりたい。
 妻の留守にやっていて包丁で人差し指を切ったのはつい1週間前、後にウクレレの練習で難儀をしたことがある。私の料理はカレー、焼き飯、パエリア、煮魚、焼き魚、焼き肉等レパートリーは比較的広い。ただ1品をつくるとその他に頭が回らない欠点がある。
 随分前、「夫の家事・男の家事」というエッセイを書き友人に送ったことがあるがあれから考えると女房の手伝はおろそかになってきた。それは腰痛などの病気にかこつけてのことである。万が一にでも女房に先をこされたら全部男の家事に追われることになる。女房が元気なうちに家事の範囲を増やしていきたいものである。