昨日のBS放送で「地球に好奇心、灼熱の走行、サハラマラソン230キロ」を見た

 1999年作成のドキュメントでNHK、BSの再放送であった。

 気温50度C地表80度Cを7日間で230キロを走破するマラソンと言うより耐久レースであった。日本の真夏に造船所の鉄板の上が50度Cと言われるから相当な悪環境で戦うレースである。
 優勝候補のモッロコ人ラッセル選手は17時間15分で走行し2回目の優勝を果たした。
 ドキュメントのニューヨークの証券マンのビルは37時間余、フランスから来た母47歳息子16歳の親子46時間47分、フランス人で大会出席者最長老76歳クロードは59時間45分で追跡した4人はそれぞれゴールを果たした。
 クロードはこの経験は「神からの送りもの」だと言う。76歳とは見えない良い顔をしている。4日目74キロのレースで真夜中に砂漠の中を歩きながら泣けて来たと言う。ゴール直後泣いてもいいと涙を流す。

  優勝したラッセルは賞金3000ドルを獲得した。このレースはその後も続き日本人の参加者も多いと言っていた。ちなみにこの時の参加者は577人で557人が完走したらしい。

  丁度テレビを見終えた頃、今年初めてのクマゼミの鳴く声を聞いた。7月18日