【広島】バティスタ6か月出場停止「信じてください」意図的摂取は否定カープ・バティスタ ドーピング問題

 バティスタ選手ドーピング問題でNPBの査定がおりた、来年の9月3日まで出場停止である。オリンピックにも出場を希望していた本人には暗いニュースである。

 本件は球団カープの責任を強く感じる。カープアカデミー(ドミニカ)からバティスタ、メヒア、フランシア、他2名の5名の選手を抱えながらドーピング問題の管理・指導がお粗末であったとしか考えられない。特に通訳に関しても頼りない元選手をあて彼らの細かい生活指導は誰が担当していたのだろうか?

 バティスタ年棒は2018年2200万円2019年3960万円と活躍に比べ安いと思われる。
 球団の勝手の良さで便利に使ってきたのではないか、何所の国に行ってもこの問題は選手個人に課せられと思うが、言葉もスペイン語と言う国内では亜流で、選手の周りには危険なものが氾濫しているような気がする。専門の通訳や薬剤師を用意して選手への相談相手・指導管理を徹底すべきだと思う。
 以下スポーツ報知のバティスタ選手の記事を添付する。

日本野球機構(NPB)は3日、ドーピング検査で陽性反応を示していた広島のサビエル・バティスタ外野手(27)に対し、来年3月2日まで6か月間の出場停止処分を科すと発表した。この間は球団施設の使用が制限され、春季キャンプや練習試合にも参加できない。ドーピング検査が本格的に導入された2007年以降、違反による処分は7人目。

 バティスタは6月7日のソフトバンク戦(マツダ)後に尿検査を受け、禁止物質に指定されているホルモン調節薬「クロミフェン」とその代謝物「ヒドロキシクロミフェン」が検出された。7月24日にNPBから通知を受けた球団は摂取していた2種類の海外製サプリメントの検査を実施。1種類は汚染が確認されなかったが、もう1種類については消費済みで検査できなかったという。処分は弁明の機会が設けられた上で決定され、この日、通告された。

 取材対応した鈴木球団本部長は「マイナーで5年苦労して、アカデミーでも努力してきた。人柄もいいし、トラブルもない」と練習態度や人間性も含めた実績を評価。今後の契約については未定としたが、22年まで契約が残っており、来季も残留する可能性が高そうだ。

 バティスタは処分について異議申し立てはしないが、意図的な摂取については否定。マイナー時代やカープ入団当時の検査でも陽性反応が出たことはなく、球団を通じ「どうか皆さま、信じてください。私は禁止薬物が成績を上げる助けにはならないと考えているため、今までステロイドや他の薬品を使用したことはありません。もし契約を継続してもらえるなら、勝利に貢献し、優勝できるよう最善を尽くしたいです」と訴えた。