ハーモニカを吹く

 通販で注文したハーモニカが届いた。
 吹いてみて何とか音になった。
 すごい60年振りか何とかこぶしも回る。

 今これ以上を求めるのは酷である。
 移り気であきっぽい性格の自分には音が自由にあやつれそうなハーモニカである。

  ネットのユーチュブを見て、何人か解らないが cristelle berthon さん(熟年の女性)の吹くハーモニカに魅せられたのである。
 ユーチュブ視聴回数が100万回、嘘のような話であるがハートに響く演奏をする。 色々調べると彼女は1969年生まれのフランス人でクリステル・べルソンでハーモニカのクイーンだそうだ。
 まあそれはあくまで導入の話で今後教室に行くかどうかは疑問である。

 ウクレレも練習しなければならないし、描き始めた油絵も進めなければと色々あり過ぎる。でもハーモニカ教室は少しでも入門を教わりたい。

 1昨日福山美術館へ福山人物デッサンの会の作品展を見に行った。
 自分も一時所属していたので半数の人達の名前は憶えている。現在会員は30名だそうで原則とおり指導者はいない。岡山からモデルを呼び時にはヌード姿を描くこともある。皆さん絵が上手くなっている。まさしく継続は力なりである。

 その後高校の同窓生3人(自分を含め)旧交を温めながら酒を交わした。

 その時ハーモニカの話を出すと皆自分達の父親の話をする。ハーモニカを吹いていてけっこう上手かった。自分の父親もそうであの終戦後の時代にハーモニカは今のギターかわりの楽器として流行ったのであろう。きっとこの子供の時代に聞いたメロディーを覚えていて何十年ぶりのハーモニカが吹けたのかも知れない。

 購入したハーモニカはトンボ3121Cで価格約3400円送料別と楽器としてかなり安価であるしコンパクトである。