千曲川決壊

 長野市千曲川決壊状態をテレビで見た。
 千曲川は46年前新婚旅行で訪れた地である。
 女房にそれを質問すると記憶にないと言う。
 それは余談であるが今朝のテレビで早稲田大学の某教授が出演しての意見を聞いた。
 台風19号の河川決壊の代表的な例は千曲川阿武隈川であり、両方とも川の支流から本流への方向が南から北に向かっている。19号の台風の進路が同じく南から北に向かっている点である。まだよく調べないと何とも言えないがと教授は続けるが・・・・。

 大学の研究論文にぴったりのテーマではないだろうか?
 それに統計的に調査が出来る過去の範例は日本ならいくらでもある。
 台風の進路方向は一定なものではなく、こくこくと変化するが充分ヒントになりうるのではないだろうか?

 堤防決壊現象にはある程度条件が設定できそれを理論・実験的に検証が出来ればはじめて対策が可能になる。流体力学の初歩理論から流速を下げる、あるいは衝突速度を下げるなどのハードウエアをユニット的に製作して現地で据え付ければコスト的にも低廉化が可能となるだろう。局部的に断面積を増やし且つ堤防の補強も兼用可能であり国民的にアイデアをつのり実用化すれば色んなアイデアは考えられる。
 その上モデル化が簡単に行えるご時世であるから具現化はトランプ大統領の言う国境の塀を作るより容易なのかも知れない。自然を相手にするのはお金がかかるが何かをして損失費用を少なくすることが急がれるのではなかろうか?